物価高騰で自炊と節約を両立。
ロシアのウクライナ侵略や急激な円安の影響で輸入価格が高騰し、相次ぐ「値上げ」が国民の生活を襲っている。
国民の生活に関するものが軒並み値上がりしている。
帝国データバンクによると、10月の食料品値上げは6700品で今年最多。
11月には乳製品や冷凍食品などがさらに値上げされる。
都内在住の会社員、アキラさん(仮名、25歳)は、
「スーパーで買い物をするたび、値段が上がっているなと感じることが増えました。
円安の影響などで仕方がないかもしれませんが、正直生活は苦しいです」と訴える。
物価上昇の影響で貯金することも厳しくなり、仕方なく食費を切り詰めることになった。
「外食を控え、元々自炊もしていましたが回数を増やしました。
以前は唐揚げなど脂っこいものや肉系をよく食べていましたが、いまは野菜が増えました。
自炊中心の食事に変えてから、アキラさんはお通じも良くなったと言う。
外食の時は肉中心だったが自炊で肉の量が減り卵などをよく使う価格重視の食生活に。
その甲斐もあり、心配していた貯金も何とか維持することができた。
「増税などの話も出ています。この先も物価高に悩まされると思うと不安になりますが、
健康的な食事を摂ることで体調を維持し、負けないで頑張っていきたいと思います」と語った。
生活に大きな影響を与える物価上昇。
しかし、自炊などの工夫で栄養バランスのよい食事を摂ることは可能だ。
今はそういう本も出ている。明るく楽しく乗り切る気持ちを持つことが、健康に繋がるのかも知れない。