米軍は9日、沖縄県からの海兵隊約4千人の移転先として、
グアムで建設が進む新基地「キャンプ・ブラズ」をメディアなどに公開。
基地を傘下に置くマリアナ統合司令部のニコルソン司令官らは、
「新型コロナ禍で少し遅れたが、工事を続けることができた」と述べ、
24年末までの受け入れ開始は可能だとの考えを示した。
キャンプ・ブラズが20年10月に一部運用を始めた後、日本メディアが入ったのは初めて。
建設費は米国が87億ドル(1兆1800億円)、日本が28億ドルを上限に支出する。
基地内では日本の提供資金で、司令部のほか集合住宅や診療所、食堂などが建設されていた。
‘@沖縄の軍関連者の10分の1の移転に約3824億円、日本が支出。