神奈川県は、高齢者の新型コロナワクチン接種回数別の感染者死亡率をまとめ、
接種回数が増えるほど死亡率が下がる傾向にあるとした。
感染者を登録する国のシステム「ハーシス」と県のサポートシステムなどから情報をまとめ、
昨年７月１日〜１２月２０日に感染が判明した６５歳以上について検証した。
集計した感染者数は１４万８２２４人、うち死亡者は８５０人だった。
感染者のうち、ワクチンの接種回数を詳しく把握できたのは約半数の7万7433人、うち死亡者は425人。
このうち接種歴なしの死亡率は１・４２％。
１回は１・２７％、２回は０・９７％、３回は０・５５％、４回は０・３３％、５回は０・２１％。
また、二回目以降の接種から経過した日数別の死亡率では、１８１日以上が０・７４％だったのに対し、
１５〜６０日では０・２７％だった。これらの結果は、年齢を８０歳以上に限定しても同様の傾向だった。
県によると、ワクチン接種の回数別や経過日数別による死亡率の検証は全国的に珍しい。
県は「ワクチンを接種するか決める際の参考にしてほしい」としている。
オミクロン株対応ワクチンの県内接種率は五日時点で全体が４５・６４％、六十五歳以上が６８・１％。
集計結果は県ホームページに掲載。
（沖縄）
‘＠把握できなかった半数の内、多くは無接種か接種しても１回くらいか。
あくまでも推測だがワクチンを数回接種していれば回答する気がする。
もしそうだとすれば、数字も変わってくる。
