菅義偉議員は訪問先のベトナムで記者団に対し“消費税の増税は全く考えていない”と、
財源を消費税の増税で賄うことを否定。
菅議員は、岸田政権が掲げた「異次元の少子化対策」の財源をめぐり、
「消費税を増税してそこ(少子化対策)をやるという、そういうことは私自身全く考えていません」と、
自信が総理大臣であるかのように否定した。
また、岸田総理が派閥会長を辞めず離脱していないことに疑問を呈した。
「総理大臣というのは、国民全体の先頭に立って汗を流す立場にあると。
ですから歴代の総理大臣の多くの政治家も派閥から出て総理を務めておられたのではないかな」
などと、岸田総理を批判した。
‘@いよいよ菅議員も全面的に岸田降ろしに乗り出したようだ。
自信が総理であるかのように消費税増税を完全否定するメモを記者の前で読み上げた。
国民からは人気の低い岸田総理だが、党内ではやりたい政策を強固に実施しているので表向き支持されている。
岸田降ろし派は、岸田政権の支持率の低い内に叩いておかないと、このまま政権がうまく行けば、
それなりに続く可能性があることを危惧している。
公明党の山口那津男代表は10日、BS11の番組収録で、自民党の萩生田政調会長が、
防衛費増額に伴う増税の前に衆院解散・総選挙で国民に信を問う必要があるとの認識を示したことに関し、
「解散は岸田文雄首相の専権事項だ。その権限のない人が、
『解散しろ』とか『解散するな』とかいった発言は控えるべきだ」と苦言を呈した。