勝共連合の県本部代表に自民市議。
本部は議員宅。
統一教会の友好団体「国際勝共連合」について、
直近3年分の政治資金収支報告書をもとに朝日新聞が調べたところ、
県本部の代表を自民党の地方議員が務めたり、県本部の所在地が議員宅になっていたりした例があった。
教団側が、自民党の地方議員と強く結びついている一端が明らかになった。
国際勝共連合は教団創始者の文鮮明氏が提唱し、1968年に創設された政治団体。
「共産主義からの解放」を掲げ、憲法改正や防衛力の強化を主張。
「行き過ぎたLGBT人権運動に歯止めをかけ、正しい結婚観・家族観を追求する」ことなどを運動方針とする。
教団の歴代の日本教会長のうち、4人は勝共連合の会長を兼ねており、各都道府県に本部を置く。
統一教会の友好団体「国際勝共連合」の都道府県本部の代表を自民党の地方議員が務めたり、
本部の所在地が議員宅になっていたりしている。
自民党は所属国会議員と同様に都道府県連に対しても、4月の統一地方選で、
公認や推薦を出す候補者に教団や関係団体との関係遮断の徹底を求めているが、
聞く耳を持たない地方議員も多数いる。
自民党もそこまでの強制力を実行していない。
縁を切るのは難しいようだ。