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​ゼレンスキー大統領、領土で譲歩する可能性はない。

ウクライナゼレンスキー大統領は、ロシアと和平交渉をしても、

領土はわずかでも譲らないと、BBCのインタビューで述べた。

ゼレンスキー大統領は、領土で譲歩すればロシアは「繰り返し戻ってくる」ことになると主張。

同時に、西側の兵器が平和を引き寄せると述べた。

また、予想されているロシア側の「春の攻勢」について、「すでにいくつかの方向から起きている」とした。

ただ、ウクライナ軍は反撃の準備を進めており、それまでロシアに抵抗し続けられるとの考えを示した。

そして、西側のさらなる軍事支援を改めて求めた。



「当然ながら、最新兵器は平和を加速させる。武器はロシアが理解する唯一の言葉だ」

ゼレンスキー大統領は先週、EUの首脳らと会談。国際支援の強化に努め、最新兵器を求めた。

リシ・スーナク英首相は新型戦闘機の求めを受けて、「何も排除しない」と述べた。

だが、ウクライナは西側の兵器供与のペースに不満を強めている。

ドイツ、アメリカ、イギリスなどの西側諸国が先月約束した戦車が戦場に到着するのは、まだ数週間先とみられている。

ゼレンスキー大統領は、隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領の警告にも言及。

ルカシェンコ氏は、ウクライナ兵が1人でも国境を越えれば、ロシア軍と共に参戦するとしている。

ゼレンスキー大統領は、「(ベラルーシが戦争に)加わらないことを望む」、「参戦すれば私たちは戦い、生き残る」と述べた。

また、ベラルーシが再びロシアの攻撃中継地になるのを許せば「大きな過ち」になると強調。

ロシアの戦術について驚いたかと問うと、ゼレンスキー大統領は「まったく価値がない」ものだったと答えた。

「すべてを破壊するあのやり方。ロシア兵らも、同じ価値観を共有しているということだ」

戦争の終わり方について、「今や私たちの生存は私たちの団結だ」、「ウクライナは生き残りをかけて戦っている」とゼレンスキー大統領は述べた。

そして、ウクライナは経済的にも、価値観的にもヨーロッパに向かっているとした。

「私たちはこの道を選んだ。安全保障を望む。領土問題でのいかなる譲歩も国家の弱体化を招く」

「譲歩そのものが問題なわけではない。恐れる理由などない。私たちは毎日、何百万回も譲歩しながら生きている」

「問題は誰に(譲歩)するかだ。プーチンにするのか。ノーだ。信頼できないからだ。

彼と対話するのか。ノーだ。信頼できないからだ」