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​富豪デリパスカ氏が異例のクレムリン批判。

富豪デリパスカ氏が異例のクレムリン批判。





2日、ロシア人の富豪実業家オレグ・デリパスカ氏は、クラスノヤルスクで開かれた経済イベントで、

政府に対して、西側諸国から制裁を受けたロシア経済に外国人投資家を呼び戻すべく、

ビジネスへの干渉を止め、法の支配に基づく予測可能な環境を作り出すよう求めた。

デリパスカ氏は、ロシアとウクライナの紛争が沈静化に向かうのは早くても2025年半ば以降になると予想、

西側の投資家が10年間はロシアに戻ってこないだろうと悲観的な見方を示した。



ロシアは制裁に加わっていない「友好国」から投資家を引きつける必要があり、それは今でも可能だとしつつも、

政府が戦争にますます注力しようとしている経済下のビジネス環境に厳しい見方を示した。

デリパスカ氏は「国と実業界がいつでも対立していることに常に不安を感じている」と危惧を表明。

「法の支配と予測可能性は非常に重要だ。もし毎年、あるいは四半期ごとにゲームのルールが変わるなら、

誰も信用しなくなる。ロシアの企業家も外国の企業家もそれは変わらない」と述べた。

ロシアの富裕な実業家が公の場で政府を批判するのは異例。

‘@どの国でも経済を実践している人の方が、論理的思考を持ち得ているのかも知れない。

プーチンとオリガルヒの亀裂、内部分裂が起きることを望む。