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​総資産28兆円の米シリコンバレー銀行が経営破綻。

連邦預金保険公社(FDIC)は10日、カリフォルニア州に本店を置くシリコンバレー銀行(SVB)が経営破綻したと発表。

SVBは増資を計画していたが不首尾に終わった。

FDICが管財人となり、同行の預金を保護する。

米メディアによれば、リーマン・ショックの起きた2008年以来、最大の米銀破綻となる。

米銀の経営難が明らかになったのは今週に入って2例目。

銀行持ち株会社シルバーゲート・キャピタルは8日、銀行業務の縮小と清算計画を公表。

SVBでは、同行の健全性への懸念から顧客が資金引き揚げを急いだ。

市場からの信用不安を招き、同行を傘下に持つ金融グループの株価も暴落していた。

銀行業界の一部は既に、金利急上昇によるポートフォリオ価値の毀損に見舞われていた。



またテクノロジー業界や暗号資産業界の新興企業の間では、事業不振の中で預金を引き出す動きもあった。

シリコンバレー銀行はシリコンバレーなどの新興企業を主な取引先とし、昨年末時点の総資産は2090億ドル(約28兆円)、

預金総額は1754億ドル(約24兆円)だった。カリフォルニア州などに17の支店を持つ。

FDIC加盟銀行が破綻した場合、1人当たり原則25万ドル(約3400万円)までの預金額が保護される。

イエレン財務長官はこの日、連邦準備制度とFDIC、通貨監督庁(OCC)の幹部と会議。

国内銀行システムの「強靱さに変わりはない」と述べた。

これを受けて米国市況株4日続落、10日のNYダウ終値345ドル安。

SVB破綻でリスク回避-ドル134円台後半で推移。

日経平均終値479円安、28.143円

‘@日本株も強さを見せているが、わたしの予測通りであれば、しばらく下を見ることになる。