ツイッターで礒崎氏めぐる答弁を釈明。
放送法の政治的公平性をめぐる総務省の行政文書問題に関し、
当時、総務相だった高市早苗大臣は11日、自身のツイッターで、
「詳細な質問通告も頂けず即座に答弁する中で日本語が乱れました」と投稿、
国会答弁の一部について釈明。
高市大臣は8日の参院予算委員会で、
「礒崎さんという名前、もしくは放送行政に興味をお持ちだと知ったのは今年3月になってからです」と答弁。
この答弁について、高市大臣は11日のツイッターで「大うそつきとの批判」とした上で、
「放送法解釈に関して礒崎氏の名前が出ているのを知ったのが今月という意味。礒崎氏は元同僚議員です」と釈明。
‘@乱れたで済むなら捏造もいらない。
「礒崎さんという名前」とはっきり述べている。
それにしても、『こらしめなあかん』と、名指しされたTBS系「サンデーモーニング」。
番組自体と司会者の関口宏氏への懲らしめは今も続いているようだ。
放送中や終了後、毎回番組や関口氏が批判されている。
行政文書の中には当時の礒崎総理補佐官が、具体的な番組名「サンデーモーニング」を引き合いに出して、
「1つの番組でも、おかしい場合がある」として、総務省に対して、解釈の見直しを求めていた。
故安倍元総理は、「現在の番組にはおかしいものもあり、こうした現状は正すべき」と発言したとされている。
安倍政権下の2015年に当時の高市早苗総務相が「一つの番組でも、極端な場合は政治的公平を確保しているとは認められない」と答弁。
2015年3月6日夕の「大臣レクの結果について安藤局長からのデブリ模様」と題した文書には、
高市氏から「これから安保法制とかやるのに大丈夫か」「民放と全面戦争になるのではないか」
「総理が『慎重に』と仰るときはやる気がない場合もある」「一度総理に直接話をしたい」と記載されている。
担当参事官に今井尚哉政務秘書官経由で安倍首相と話ができる時間を確保するよう指示したとも記され、
「本件大臣レクの結果について桜井総務審議官にはご報告済み」とある。
安倍氏亡き今、電話の有無や内容を証明することは極めて困難だが、存命でも完全否定しただろう。
このままでは堂々巡りで、モリカケと同じ状況となる。
「文書内容が本当なのか立証すべき」と「悪魔の証明」に近いことになっている。
立憲民主党は高市大臣や磯崎氏、そして“翔パパ”桜井氏たちの証人喚問で追及するのか。