犯罪者の巣窟。
ガーシーの後釜として繰り上げ当選となった政治家女子48党(旧NHK党)副党首の齊藤健一郎参議院議員(42)が、
昨年7月に千葉市内で自動車を運転中に、千葉県警にスピード違反で摘発されたものの、
交通反則切符の作成を拒み、今年3月まで複数回にわたる出頭要請に応じていなかったことが、
「週刊文春」の取材で明らかになった。
車には政治家女子48党前党首の立花孝志氏も同乗しており、スマートフォンで警察官を撮影する場面もあった。
その後、千葉県警から複数回の出頭要請などを受けたが、齊藤氏はこれに応じることはなかった。
しかし、繰り上げ当選直後の3月25日に、齊藤氏は千葉県警に連絡をし、スピード違反を認め、
反則金の支払いなどに応じる意向を示したという。
政治家女子48党を巡っては、警視庁が3月16日にガーシーに対して名誉棄損などで逮捕状を取ったほか、
同月23日には、前党首の立花氏が威力業務妨害などの罪に問われた裁判で、立花氏の有罪判決が事実上確定。
斉藤議員は堀江貴文の秘書兼運転手を務めていた人物で、堀江は現在斎藤議員の秘書に付いた。
その堀江も過去に「有価証券報告書虚偽記載」と「偽計及び風説の流布」の罪で懲役2年6か月の実刑判決を受けている。
さらに今回、齊藤議員のスピード違反や反則切符拒否が発覚したことで、
立法府に代表を送り込む政党としての遵法精神が改めて問われそうだ。