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​孫正義「アーム」ナスダック上場へ。

英国の半導体設計専門企業「アーム」が米ナスダック市場へ上場する。

アームは世界のモバイルアプリケーションプロセッサ(AP)設計の90%を掌握している会社で、

世界の半導体業界でIPO・買収合併のビッグネームのひとつに挙げられている。

アームの筆頭株主であるソフトバンクとナスダックは10日に上場について暫定合意し、

今週中にソフトバンク孫正義会長がナスダックと正式に契約を締結する。

この秋にも企業公開がなされるものとみられる。



ソフトバンクは2016年に314億ドルを投じて同社を買収。

孫会長は当時「100年先を予想した投資」としたが、氏が運用するビジョンファンドの相次ぐ投資失敗でアーム売却を試みてきた。

2020年にはアームのライバルであるエヌビディアが400億ドルで買収を試みたが、

米国・英国の反独占機関の承認を得られず昨年2月に断念。

これまでサムスン電子をはじめ、インテルクアルコム、SKハイニックスなどが売却先候補として名前が上がった。

来月にソフトバンクの1-3月期業績が公開されるが、2年連続の損失が予想される。

だが今回のIPOを成功裏に推進すればソフトバンクの黒字転換も可能になる。

2020年にエヌビディアがアーム買収を進めた当時の企業価値は400億ドルだったが、

現在ソフトバンクが推算した企業価値は600億ドル(約86兆4600億ウォン、約8兆7000億円)水準という。

投資業界では最大100兆ウォンに達するという評価もある。

ソフトバンクGが投資先であるアリババグループの持ち分について、

残りほぼ全てを売却する方向で動いていると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

米証券取引委員会(SEC)に提出した届け出の内容を同紙が分析。

FT紙によれば、ソフトバンクGは中国へのエクスポージャーを抑える一方、

市場の下降に伴いテクノロジー投資の価値が損なわれる状況で持ち分を現金化する。



同紙によると、ソフトバンクGは今年に入り前払いのフォワード契約を通じて、

アリババの株式約72億ドル(約9600億円)相当を売却。

フォワード契約による売却で、一時34%に達していたソフトバンクGのアリババ持ち分は最終的に3.8%に低下。

FT紙の報道を受け、13日の香港株式市場では、アリババの株価が一時5.2%急落。

ソフトバンクGはブルームバーグの取材に対し、

不確実性の高まるビジネス環境に対応する「ディフェンシブモード」へのシフトを反映していると説明したという。



‘@まさに波乱万丈で面白い。

孫氏は先見の明があり、楽しませてくれる投資家だ。