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​ワグネルトップ「停戦すべき時が来た」

ロシアによるウクライナ侵略で、ロ軍側で参戦しているろ民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は14日、

プーチン政権は軍事作戦の終了を宣言すべき時だ」とする声明をSNS上で発表。

同氏はまた、ロ軍は「東部ドネツク州全域の制圧」とする主目標を達成できそうもない上、

ウクライナ軍の反攻で敗北する可能性があると警告。



ワグネルの部隊は最激戦地の東部ドネツク州バフムトの攻防でろ軍側の主力を担当。

プリゴジン氏は声明で、ロシアはウクライナ領の重要地域を占領し、

ロ本土と実効支配するクリミア半島を結ぶ陸路も確保するなど十分な「戦果」を達成したと説明。

侵攻開始から1年に当たる今年2月24日時点の前線を停戦ラインとすべきだと主張。

停戦しない場合、ロ軍はウクライナ軍の反攻で占領地域を奪還され、威信も失う恐れがあると指摘。

ウクライナはかつてロシアの一部だったかもしれないが、今は国民国家だ」とも述べ、

ウクライナはロシアの一部だ」とするプーチン露大統領の持論に今頃になって異を唱えた。

一方、ドネツク州のキリレンコ知事は14日、同州の中心都市スラビャンスクの集合住宅などに、

ロ軍のミサイルが着弾し、2歳の子供を含む民間人8人が死亡したと発表。

また、ロシア兵による捕虜のウクライナ兵の斬首映像がSNS上に流されたことを受け、

ウクライナのゼレンスキー大統領は、「邪悪な国家が再びその本性を表した」と非難。

ウクライナは国内にロシアの痕跡を一つも残さない。全ての敵を罰さずにはおかない」と怒りを露にした。



‘@「ウクライナ国民国家だ」と、プリゴジンはいまさら何を言っているのだ。

そんなことは最初から分かっていた。


ゼレンスキー大統領もプーチンも見解は違えど同様のことを思っているだろう。

ゼレンスキーは「いまさら何を」、プーチンは「何を寝ぼけたことを、ロシア勝利しかない」と。

ブリコジンは戦地でロ軍側の戦力低下を認識し、作戦の終結を求めたようだ。

それほどロシア軍は疲弊しているということだ。

戦力に乏しい兵士の数だけではダメなようだ。

ブリコジンがここまで言うのだから信ぴょう性は高い。

彼はプーチンのような見え見えの嘘は突かない。


これでロシアの内部分裂が加速すればいいのだが。

やはり、ウクライナにとっては今がチャンスかもしれない。