ウクライナ情勢をめぐり、ロシア寄りの立場を鮮明にするブラジルに対し、アメリカが強く反発。
ロイター通信によると、ブラジルのルラ大統領は15日、ウクライナ情勢をめぐり、
「アメリカは戦争を奨励するのをやめるべきだ」と主張したほか、
「欧米には和平こそがあるべき道だと説得しなくてはならない」と訴えたという。
こうした中、ブラジルを訪れ外相会談に臨んだロシアのラブロフ外相は。
「ブラジルの友人たちがウクライナをめぐる状況の原因を理解してくれたことに感謝する」と述べた。
また、ブラジルのビエイラ外相はロシアへの経済制裁を批判。
こうしたブラジルのロシア寄りの姿勢について、アメリカ政府のカービー戦略広報調整官は、
「ブラジルは全く事実を見ずにロシアや中国のプロパガンダを鵜呑みにしている」と指摘。
そして、ルラ大統領が「ウクライナは和平への譲歩のためにクリミアの正式譲渡を検討すべき」と発言したことを、
「見当違いだ」と反発。
‘@ブラジルには中国とロシアが深く入り込んでいるから当然だろう。
中国やロシアのような越後屋よりも、ブラジルのように分かりやすい方が対処しやすい。