誘拐罪で有罪判決を受けていたインドの元議員が15日、テレビの生中継中に銃で撃たれて死亡。
この議員の兄弟も犠牲となった。
アティク・アフメド元議員は、警察に付き添われながら記者と話していたところ、至近距離からから頭を銃で撃たれた。
地元メディアによると、元議員の襲撃後、記者に扮していた男3人が間もなく出頭し、逮捕された。
警察によると、現場では警官1人と記者1人が負傷。
アフメド氏の10代の息子は数日前、警察によって射殺されている。
同氏は以前、警察から命を狙われていると主張していた。
インドの最高裁判所は3月、警察から命を狙われていると主張するアフメド氏の訴えを却下している。
アフメド元議員は2019年に誘拐罪で有罪となり、服役した。
ウッタル・プラデシュ州では過去6年で、さまざまな容疑で訴追された180人以上が、警察によって殺害されている。
人権擁護団体は、警察が超法規的殺人を行っていると批判しているが、州政府はこれを否定。
‘@被害者は以前から「警察に殺される」と訴えており、その息子は先に警察に射殺されている。
そして白昼堂々警察官の目の前で射殺された。
インド全体の団結力はなく、インドは広く浅く闇は深い。