舞の海秀平氏は、日本会議の関連団体である美しい日本の憲法をつくる国民の会の代表発起人を務めている。
師匠にあたる佐田の山晋松も日本会議の代表委員を務めている。
憲法改正論者。
『美しい日本の憲法をつくる国民の会』が2015年5月3日に開催したフォーラム「憲法改正、待ったなし!」では、
「昨今の日本人力士の『甘さ』は憲法前文の影響」、「間違った歴史を世界に広められている」
「日本は国際社会という土俵の中でじりじり押されてもはや土俵際」とも主張。
この中でもまた「日本の力士はとても正直に相撲をとる。“自分は真っ向勝負で戦うから相手も真っ向勝負で来てくれるだろう”と信じ込んでぶつかっていく。
ところが相手は色々な戦略をしたたかに考えている。立ち合いからいきなり顔を張ってきたり、肘で相手の顎をめがけてノックダウンを奪いに来たり……。
あまりにも今の日本の力士は相手を、人がいいのか信じ過ぎている。今こそしっかり踏ん張って、体勢を整え、足腰を鍛えて、色々な技を兼ね備えて、せめて土俵の中央までは押し返していかなければいけない。
憲法改正を皆さんと一緒に考えて、いつかはわが国が強くて優しい、世界の中で真の勇者だといわれるような国になってほしいと願っている」と発言。
産経新聞で連載「舞の海の相撲俵論」を担当。
同年11月4日には『美しい日本の憲法をつくる鹿児島県民の会』発足集会にも出席、
『強く、美しく、輝け!日本』と題して講演。
「思考停止していたら、拉致問題なども解決しない。憲法を変えた方がよい、という日本人として当たり前の考えを広める必要がある」と述べた。
この中でも『男気と大和魂』『デモも景気も祭典も「祖国があってこそ」』『英霊に見守られ、うららかな日差しを受けて奉納相撲』などといった国粋的主張を展開。
‘@どうした舞の海。
肘で相手の顎をめがけてノックダウンを奪いに来たりするのが伎なのか。
美しい日本を語る前に、美しい相撲を語るべきだ。
相手が汚いことをするから自分も汚いことをするでは、美しさなど何処にもない。
過去に、強くなるには多少の暴力は仕方ないと発言した舞の海。
舞の海は議員先生になりたいのだろう。