楽天グループは16日、公募増資と第三者割当増資を実施すると発表。調達額は最大で3321億円を見込む。
公募増資は6月上旬までに実施。発行済み株式の約3割に当たる約4億6800万株を募集。
公募価格は今月下旬に決めるが、調達額は2900億円程度となりそうだ。
携帯電話事業での大幅な赤字で悪化した財務基盤を立て直す算段。
ただ、携帯事業の不振は続いており、赤字から脱却できなければ再び財務健全性への疑念が高まる。
第三者割当増資は計約420億円を予定。
三木谷浩史会長兼社長の関連会社と東急、サイバーエージェントが引き受ける。
楽天の株価、前日終値610円、本日は下げて始まり安値584円から切り返し戻す展開に。
出来高は東証1位の9時45分現在4100万株越の大商いとなっている。
‘@個人的には三木谷さんに頑張ってほしいものだが、携帯事業もこれからはあまり旨味が無い気がする。
他の事業が順調なので、せめて赤字が解消されればうまくいくだろう。