ドイツ国防相、ウ「非暴力」ブチャの人に言えるか!
ドイツ連邦共和国のピストリウス国防相は、侵略を続けるロシアに対して、ウクライナ人が「非暴力」手段で抵抗するとの案を否定。
ピストリウス国防相が独オスナブリュック市の教会会議の際に、オスナブリュック・カトリック教区のテオ・パウル司教代理による、ウクライナは非暴力抵抗を行うことができる、との発言に応じて発言。
司教代理は、ロシアによる全面侵略開始後、「あまりに多くの人が戦争の論理を染まってしまった」とし、その論理は過去に「私たちに多くの害を与えた」と発言。「他の道もある」と主張。
これに対して、ピストリウス国防相は、「それをブチャの人々に述べてみると良い」と応じ、
「私は彼らに非暴力抵抗について話すことはできない。私には怒りの涙が溢れるだろう」と発言。
ウクライナへの武器供与の停止は戦争の迅速な終了を意味するかもしれないが、「しかし、それはウクライナの終焉ともなるものだ」と指摘。
ピストリウス国防相は、長期的には平和の考えを支持しているとしつつ、しかし、平和にどのように辿り着くかはウクライナが決めるべきことだと強調。
‘@パウル氏の述べるようにウクライナが非暴力抵抗をすれば、ウクライナは幸せになるのだろうか。
その時点でロシア側はウクライナに暴力的な行為はしなくなるのか。
そんな夢物語が通じる国なら、最初からウクライナに侵略などしていないだろう。
ロシアが過去に犯してきたことを鑑みれば理解できるはずだ。
そもそも、非暴力はロシアにプーチンに訴えるべきだ。
なぜ、一方的に攻撃を受けているウクライナにその言葉を向けるのか。
それは、プーチンに言っても聞き入れないのが分かっているからだ。
イジメの構図と同じだ。
イジメられる方が悪い、お前が弱いからだ、お前が謝ればイジメられないんだ。
でも一度弱みを見せた者にイジメの手が緩まることはない。
一生イジメられて過ごすのか。
抵抗して打破するか、玉砕となる道を選ぶのか。
誰かに相談して解決に導くのか。
それは、本人が選ぶしかない。