ニューヨーク・タイムズは15日、ロシアの侵略を受けるウクライナが6月上旬に大規模な反転攻勢を開始した後の2週間で、
前線に配備されたウクライナ軍の兵器の2割が損壊したと報じた。
反攻の成果が乏しい要因になっているという。
南部ザポリージャ州に展開する第47機械化旅団では、約3割の米製歩兵戦闘車ブラッドレーが損害を受けた。
ロ軍が仕掛けた地雷や激しい砲撃の被害に遭い、数週間前に反攻が「一時中断」を余儀なくされた。
その後、ウクライナ軍は砲撃などでロ軍の攻撃能力を低下させる作戦に変更。
最近は兵器の損壊が減少しており、米政府高官は同紙に対し、米国が供与したクラスター弾の使用で反攻のペースが上がる可能性を指摘。
一方、ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は、ワシントン・ポストが14日に報じたインタビューで、
ロ領土内でウクライナ製の武器を使った攻撃を繰り返していると明らかにした。
ウクライナ軍高官がロ領土への越境攻撃への関与に言及したのは初めてとみられる。
‘@ウクライナ軍はロシア領土にも攻撃しているようだ。
ウクライナ製の武器を使った攻撃と強調しているのは、この攻撃はあくまでもウクライナの意思で、
西側の武器は使用していないということを言いたいようだ。