英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)は11日、日本、英国、イタリアによる次期戦闘機の共同開発にサウジアラビアが参加を求めていると報じた。
日英伊3カ国は昨年12月、共同開発することで合意したと発表していた。FTによると、サウジの参加に日本は反対している。
日本は英伊両国に明確に反対する姿勢を伝え、3カ国間に緊張が生まれているという。
岸田総理は7月16日、サウジ西部ジッダでムハンマド皇太子と会談した。この席で直接希望を伝えられたとされる。
英国防関係筋は「英国にとってサウジは戦略的パートナーであり、共同開発の作業を深めたい」としている。
開発費は数百億ドル(約数兆円)と見積もられる。サウジが参加すれば資金面での貢献は大きいと考えられている。
一方、日米両政府は、中国やロシア、北朝鮮が開発を進める極超音速兵器を迎撃するため、新型ミサイルを日米で共同開発する方針を固めた。
18日の日米首脳会談で合意する見通しだ。既存のミサイル防衛網で対応が難しい脅威への備えを進め、抑止力を強化する狙いがある。
日米両政府は新型迎撃ミサイルについて、10年以内の開発を目指す構えだ。
日本政府は、自衛目的で相手のミサイル発射基地などを攻撃する「反撃能力」の保有も進めている。
‘@サウジアラビアも信じられない。
ロシアとも仲良くしている。