中国の金融規制当局は月末の流動性逼迫で短期金利が50%にまで急騰したことを調査。
一部の金融機関に高金利での借り入れ理由を説明するよう求めていると関係筋3人が明らかにした。
10月31日の短期金利急騰は月末の資金需要に加え、今後の大量の国債発行や市場での金融機関のデフォルト懸念が背景だった。
インターバンク市場を運営する中国人民銀行(中央銀行)傘下の中国外貨取引センター(CFETS)は50%の金利で取引を行った機関に説明を求めた。
トレーダー筋は「今はまだ誰もが少し神経質になっている。みんな備えができており、流動性を潤沢に維持するだろう」と語った