「ゼレンスキーの孤独な戦い」
ウクライナのゼレンスキー大統領が対ロシア戦勝利に固執し、新たな戦略や方向性を打ち出すのが難しくなっているとの匿名の政権高官発言を米誌タイムが報じ、波紋を広げている。
記事は10月30日に公開された「ゼレンスキーの孤独な戦い」。
ロシアやウクライナでの取材経験が豊富な記者によるゼレンスキー氏本人や複数の政権関係者へのインタビューを基にしている。
ゼレンスキー大統領は「私ほど勝利を信じている人間は誰もいない」と訴えたが、側近の一人は「大統領の頑固さが、戦略や方向性を示そうとする政権の努力に水を差している」と指摘。
全土奪還にこだわるゼレンスキー大統領に早期の停戦交渉入りを持ちかけることはタブー視されているという。
また、ある高官は、侵攻当初に作戦会議で冗談を飛ばし周囲を和ませていたゼレンスキー氏が、最近は報告を聞き命令を出すと、すぐ退室するようになったと明かした。
‘@先行きが見えない戦いで大将は孤独になって行く。
イスラエルとハマスの戦いで国際社会の支援継続が不透明さを増す中、
思うように進まない戦いにゼレンスキー大統領への不満も出るのだろう。
世界中が疲れてきているのかも知れない。
だが、ここでウクライナを見捨てたらプーチンは更なる欲望を目指し、中国も事を起こすかもしれない。
プーチンはイスラエルのガザ攻撃で燃えているかも知れない。
俺たちのやり方は手ぬるいのだと。
ウクライナへの更なる攻撃を激化させる。
厳しい冬を前に打ち砕く作戦だ。
何とかして停戦に持ち込めないものか。