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​米、イスラエルに民間人殺戮の武器与える。

米政府は10日までに、イスラム組織ハマスと戦闘を続けるイスラエルに対し、戦車用砲弾約1万4千発を売却する計画を承認。

緊急を要するとして、議会審査を経ずに進める手続きを取ると議会に8日通知した。

議会審査を省略する武器売却は珍しい。

イスラエルに殺されているそのほとんどが民間人、女性と子供で1万7,700人以上の犠牲者を出している。

戦争を続けたからといって、ハマスを絶滅できるとは思えない。



私はハマスを支持しているのではない。ハマスの攻撃は非難されてしかるべきものだ。

だが、この戦争によってハマスにはより同情が集まり、似たような集団が生まれる可能性がある。

それはこれまでの紛争が証明している。現にガザ地区の中にはイスラエルを絶対許さないと叫ぶ人たちがいる。

即時停戦を求める決議案に拒否権を行使したアメリカは事実上、イスラエルに殺戮の許可を与え、

そして今回ガザ地区の女性や子供・民間人を殺戮する武器を与えたのだ。

これはアメリカもその時々で立ち位置を変える中国同様の立場という事だ。