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菅長官 「ワーケーション」で「ワーケーワカランション」

新型コロナウイルス感染拡大のなか、国会は閉会して頭が低迷、

政府の「観光戦略実行推進会議」で菅官房長官は、

「Go Toキャンペーン」の活用を呼びかけるとともに、

旅行や働き方の新しいスタイルとして、リゾート地や温泉地などで余暇を楽しみながら、

テレワークで仕事をする『ワーケーション』や、

そうした地域に企業の拠点を設置する『サテライトオフィス』の普及に取り組む考えを示した。

しかし、テレワークもままならないのに、なにがワーケーションだ。

会場では失笑をこらえるのに各委員は必至だった。

テレワークで7割の人が効率が悪くなったとの調査もある。

さらに、菅官房長官は、新型コロナ感染が拡大する中、インバウンド需要が回復するまでに、

消費単価の高い外国人観光客向けに高級ホテルの誘致を進めるなど、

受け入れに必要な環境整備を進めていく考えを示した。

日本のホテルがコロナ禍で倒産したところに誘致する思惑だ。

 

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新型コロナはいまだ拡大一途のなか、前のめりに経済のことしか考えない安倍政権。

当たり前だが「Go To トラベル」も思った効果は得られない様相だ。

都道府県にまかせて、県内や近隣でトラベルとイートなどを一緒に実施すれば良いと思うが、

それでは、旅行業者に恩恵が行かない。

観光業の苦肉の策だろうが、ワークとリゾートは別に考えた方が良い。

リゾートはリゾートに集中して楽しめばよい。

星野リゾートの星野 佳路代表が私と同じことを政府に提言していた。

「Go To トラベル」も、夏などの繁忙期ではなく、閑散期に実施してほしい。