宮城県の村井知事は24日の定例記者会見で、
お盆期間に首都圏から訪れる人は少なかったが、
県民や東北の宿泊客が客室をある程度埋めたとして、
県内のホテルへの波及効果は「相当あった」と、少なかったが相当あったと苦しい矛盾を述べた。
岩手県の達増拓也知事が21日の会見で同キャンペーンを「7月中に始めたのは早すぎた。
失敗と言っていい」と批判したことに対しては「それも一つの考えだが、
少なくとも宮城はキャンペーンがなければもっと悲惨な状況になっていた」と、
元自衛隊員らしく菅長官を思いやった。