「第5次安倍内閣」
派閥バランス、安倍内閣再任・横滑り、お友達、同期、恩返し、慎重、論功行賞内閣。
自民党の新役員による共同記者会見に出席した二階幹事長は、
記者から「菅氏を支持した5派閥からバランスよく役員が登用されているが、
派閥均衡、論功行賞型の人事と受け止められるのでは」との質問に。
二階幹事長は声を張り上げ「マスコミは得てしてそんなことを言いたがるわけだが、
我々は論功行賞なんてことは露ほども思っていない。我々は菅さんを一生懸命支持した。
支持はしたが、論功行賞でもって仕事をもらうとか、役割を新総理からいただくとか、
そんなことは全く期待していない。事実、そんなことは全くない」と久々に二階節がさく裂。
そのうえで「それはマスコミの皆さんがずっと頭の中に刷り込んでいる自民党に対する偏見だ。
論功行賞なんてありません」と記者団を睨みつけながら話し、真っ向否定した。
久々の二階氏の激高は、否定すればするほどそうなんだと納得。
そこまで向きにならずとも、いつものように「ご勝手に」とでも言えば良かった。
派閥バランス。
自民党役員は総裁選で支援を受けた5派閥から1人ずつ起用。
派閥均衡形のたベテラン議員の顔触れが5つの幹部ポストにそろった。
平均年齢は、72.2歳。
お友達。
やはり、萩生田大臣より歳の功。
両氏とも安倍総理と大変仲が良く、そつなくこなせるが、順番をとったようだ。(ハズレ)
梶山大臣に要請したが荷が重いと断ったとの情報も。
加藤氏の後任の厚労相には、石破派の田村憲久元厚労相(55)を起用。
世間の目を気にし、石破派にも配慮をしながら、田村氏の実力は妥当。
田村氏自身は菅総裁と仲がいい。
新設する万博相(いらない)に、井上信治衆院議員(50)が初入閣(無派閥)麻生派。
大阪維新の会に配慮。菅氏と松井市長は仲がいい。
改憲など、これからの政策に賛同してもらわなくてはいけない。
井上議員は、2011年に自らが代表を務める自民党支部に対し370万円を寄付し、
支部から資金管理団体に1,000万円を還流させることにより、
所得税約148万円を還付させていたことが、環境副大臣就任後の2013年4月に判明。
2005年の第44回衆議院議員総選挙において、井上議員の支援者が、
20数人に票のとりまとめ依頼したとして公職選挙法違反で逮捕された。
恩返し。
安倍総理の弟の岸信夫元外務副大臣(61)を防衛相として初入閣。
さすがにやりたい放題だった安倍さんも、弟の起用はためらったが、菅氏になって早速登用。
小此木議員の父親は、菅新総裁が秘書を務めた元建設大臣の故小此木彦三郎氏。
今回の総裁選挙では菅新総裁の選挙対策本部長を務めた。
恩返しと共に友達を側に置く。
慎重。
法相は政権言いなりの上川陽子元法相(67)の再入閣。
地味で目立たず余計なことはしゃべらないので、女性の中では安定感がある。
オウム真理教の教祖・麻原彰晃(本名:松本智津夫)ら死刑囚13人の死刑を執行。
女性閣僚の失態が相次いだ安倍政権。
今回菅政権で女性閣僚の登用が少ないのは、失敗したくないから慎重に。
一人くらいは入閣させないとの菅氏の渋々の思いだ。
派閥バランス。(お友達)
デジタル相は、平井卓也元IT相(62)再入閣。(岸田派)
党内の中では適任。
しかし、「あべぴょん」は不発だった。
どこまで実力を発揮できるか。
そもそも、デジタル相がいるのだろうか。
相まで作らなくてもできるだろう。
余計な予算と負担がかかる。
やってる感アピールのような気がする。
初入閣組、農水相に野上浩太郎元官房副長官(53)。(細田派)
安倍総理と菅長官とは仲がいい。若手?のやり手。
二階幹事長の恩情。最後の大臣職。
テレビ出演なども多く、長年頑張ってきたが大臣になれなかった。
こういう考えは良くないのは分かっているが、
私も一回くらいはhら澤議員に大臣を経験させてあげたかった👏。(笑)
安倍内閣再任・横滑り。いらない相。
麻生副総理兼財務相、茂木外相、小泉環境相、西村経済再生相、梶山経産相、
河野太郎防衛相(57)は行革相に。
暴れん坊太郎の力を発揮できるか。
ここで成功すれば、さらに飛躍できる。
菅氏は安倍政権を支え続けてきて、ウソを付き続けてきたということを忘れてはいけない。
その陣頭指揮を執ってきたことを忘れてはいけない。
菅政権は恥ずかしい安倍政権を引き継いでいくのか。
田崎寿司郎氏は各局のテレビ番組で、菅氏は組閣は誰にも相談していないと吹聴。
相談せずに、各派閥が納得するような配置ができるはずもない。
菅氏が総裁選立候補も組閣も全て本人がやってる感を後押ししたいのだろうが、
そんなことは誰も信じない。