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菅総理「政治家の覚悟」は改ざんと廃棄。

菅総理「政府が記録残すのは当然」新書版で削除。


国民の当たり前を実現するには、まず本人が正直にならないと、

ウソが当たり前では、国民全員ウソが当たり前になる。


菅義偉総理が野党時代の2012年3月に刊行した単行本、

「政治家の覚悟」(文芸春秋)を改訂した新書が、20日に発売される。

「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然」と、

公文書管理の重要性を訴える記述があった章などが削除され、

官房長官時代のインタビューを追加している。

 

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菅総理は12年の単行本で、旧民主党政権が東日本大震災時、

会議で十分に議事録を残していなかったことを批判。

「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。

その作成を怠ったことは国民への背信行為」などと断じていた。

その後震災対応が一段落したころ、民主党は全ての議事録を起こし、残している。

しかし、菅総理がその後、官房長官を務めた安倍政権下では、

学校法人「森友学園」への国有地売却問題や首相主催の「桜を見る会」問題を巡り、

政権に都合の悪い公文書や記録が改ざんしたり、廃棄した。

新型コロナウイルス対策を話し合う会議も、発言者や発言内容の詳細が分かる議事録を残しておらず、

政権の中枢にいた官房長官だった菅総理は批判を受けていた。

‘@堂々と自分に都合の悪いことを削除する神経。

自分は悪でウソ付きだと堂々と証明したようなものだ。

 

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森友学園問題で自裁した近畿財務局元職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻は、

ファイルの存在を示す元上司の音声データを証拠として提出、

改ざんの経緯が記されたファイルの開示を求めるため、国と争っている。

しかし、菅総理は「再調査は必要ない」と突き放す。

逆に考えれば、いかに都合の悪いことを隠しているのかが分かる。

しかし、安倍政権下でそれが通用したので、張本人の1人菅総理も同様の対応をとる。

文書改ざんで財務省が2年前に調査報告書をまとめが、その後、赤木さんの手記が出てきて、

今回、録音で佐川さんの判断という明言があり、ファイルもあるという証言が出てきた。

新しい事実が出てきたのだから当然再調査するべきだ。

日本学術会議の任命拒否も同様だ。

今後も、このようなことが許されるとは信じがたく憤りしかない。

安倍政権下で公文書の改ざん、廃棄、ウソを許した国民の罪は重い。