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新型コロナ、兵庫も危険水域。

兵庫県で,11月下旬に入り新型コロナの1日当たり新規感染者数が急増。

26日には184人で過去最多を更新。27日も103人が感染した。

県の新型コロナ感染症対策協議会の有識者委員を務める,

神戸大病院の宮良高維・感染制御部長は、冬場は救急需要が例年高まることも踏まえ、

兵庫の医療体制を「危機的状況の入り口」と危機感を強めた。

そのうえで、「年明けの1月初旬が焦点」とし、

「最悪、1日数百人の感染が確認される事態になるかもしれない」と危機感訴えた。

4月のインタビューで宮良部長は、「県内の感染が連日100人を超えると危険」と言っていたが、現実になった。

 

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宮良部長は「当時と認識は変わらない。兵庫はこれまでで最も危険な状況だ。

一定の比率で感染者が重症になるのは間違いなく、重症化しやすい70代以上の死亡率は、

国立感染症研究所の8月1カ月間のデータで8.1%に上る。

これだけ高齢者の致死率が高い感染症はほとんど聞いたことがない」と、驚きを隠さない。

「秋から増えるとは思っていたが、私の予測より1カ月ほど早い。

インフルエンザより伝染力が強いという一部報告が事実なのだろう。

感染症は人口密度や人の流れの強さに比例して伝播する。

県内の感染は、大阪に隣接し、通勤・通学や買い物など往来が多いところから広がっている。

数字上は感染者数が多くない自治体でも、人口比を加味すると、その傾向は顕著だ」

と、危機感を訴えた。

県の井戸敏三知事は11月15日、重症者への対応を強化するため、

県立加古川医療センターに感染者専用の臨時病棟を整備する方針を示した。

「しかし、臨時病棟は、(新型コロナ以外の患者との)動線分離としては必要な対策だが、

スタッフを確保するため、一般診療の縮小などが必要となるかもしれない」

新型コロナでない一般の患者に負担をかけることとなる。

「『Go To トラベル』は、経済活性化では必要だったのかもしれないが、

感染拡大のリスクをはらんでいたと考えられる」

「飲食する場で感染が多いことは、厚生労働省などのクラスター解析で分かっている。

街中にも無症状や軽症の感染者が増えていると考えられ、

市民の感染に対する意識を変えなければならない」

テレビなどで、飲食店ばかり責めると言うが、飲食店から多くの感染が発しているのは事実なのだ。

政府や自治体も、しっかりとした説明をすべきだ。その上で補償をしなければならない。

 

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素人がテレビで、いかにも「飲食業がかわいそう」と単純に連日述べるが、

事実を把握して、どうしたら感染を抑えて飲食業を助けられるか議論すべきだ。

「湿度が下がり、ウイルスを含むエーロゾルが長時間浮遊しやすくなる。

年明けの1月初旬が焦点だ。最悪の場合、県内で1日数百人の感染が確認される事態になるかもしれない。

例年でも冬場は心筋梗塞脳梗塞、肺炎が増える。

コロナの超過需要が上乗せされ、医療体制が逼迫する可能性が格段に高い」

と、危機感を強調した。

医療現場は危機感で一杯なのに、政府やマスコミは相変わらず『Go To』を押し進める。

医療が崩壊しないと思い込んでいるのか。

医療が崩壊したらどうなるか想像できないのか。

医療が崩壊したら経済どころではなくなるということが理解できないのか。

高齢者が犠牲になり、『Go To』が押し進められる。

私が医療従事者であれば、怒り百連発だ!??