新規感染者数は検査数により影響されます。一方で、重症者数は、検査数に影響されません。
ただ、都道府県により重症者の定義は異なるようです。
しかしECMOnetは、ECMOや人工呼吸器装着者数という、客観的データを公開しています。
忙しい臨床の合間に、貴重なデータを集計されていることに心より敬意を表します。
人工呼吸器が必要な重症患者数でみると、東京、千葉、神奈川は緊急事態宣言時に迫る勢いであり、
埼玉では緊急事態宣言時を大きく上回っています。
関西では、大阪を筆頭に、兵庫、京都、奈良で緊急事態宣言時を上回っています。
首都圏や関西圏は、それぞれ、経済社会面における一つの広域地域として、
歩調を合わせた対策が必要と考えられます。
‘@面で考えなくてはいけない。
東京がどうのこうのと言っている場合ではない。
進言したのに、残念なが聞き入れられず、後手後手の対応となり、
その間に全国で緊急事態になっている。
何かのせいにするのではなく、何を守らなければいけないのか。
国や自治体の首長は命懸けで考え実行するべきだ。
今現在、新型コロナで命が散っているのだから。