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寺田明日香、森会長発言に「女性が進出してくるのは嫌なんだな、と」

東京オリ・パラ組織委員会の森会長が女性蔑視の発言をしたことに関して、

陸上女子100メートル障害で12秒97の日本記録を持つ寺田明日香(31)が声を上げた。

2013年に一度引退し、出産や7人制ラグビー転向を経て19年に陸上に本格復帰。



森会長の女性蔑視発言について、

「森会長自身が、男性社会が当たり前だという風に思われているのではないか。

何でそういう考えになってしまうのかな、と不思議な気持ち。怒り、憤りみたいなものもある。

いろんな選手が(開催は)難しいと思っていても、一つの望み、光を目指して頑張っている中、

トップの方が世界から反感を買うような言葉を発してしまうことで、日本の五輪は本当に大丈夫なのか、

日本の多様性についての考え方はどういうものなんだろうと思われてしまう。

森会長は女性が進出してくるのは嫌なんだな、という思いをすごく感じた。

そういう中で五輪を迎えると、他国の女性からも反感があると思うし、もちろん日本国内でもあると思う。



今回の五輪は多様性がメインと言っても過言ではない。

そこをしっかり考えていただけるようなフラットな方がリーダーに就いていただければうれしいと、

個人的に思う」

JOCの山下泰裕会長は続投を支持したことに対しては、

「人ごとになっているのではないかとすごく感じる」

「私がラグビーを始める時、『母親が小さい子供を置いて長期間いなくなって、

競技をすることの意味は何なのか』とある男性に言われた。

女性進出や母親の社会復帰に関して、まだ『家に入っていろ』みたいな風潮があるんだとショックを受け、

変えたいと思った。ラグビーをやる中で、セクシャリティーに関していろんな子がいることに触れた。

人を好きになるという当たり前のことが、性別を挟んでまだまだ偏見の目で見られることが、

すごくあるんだと思った」