東京都の小池百合子知事は10日、今月予定されている、
IOCのバッハ会長らを含めた4者会談について、
「今ここで開いてもあまりポジティブな発信にならない」と述べ、
参加しない意向を示した。
‘@出タ~という感じだ。
森会長の件が落着していないのに、会談に出席することは、
都民国民の目に照らし合わせても、有意義ではないと踏んだのだ。
4者会談に出席しないことは本来あり得ないことだが、
小池知事は、捨て身の見せ所を掴んでいる。
組織委員会の森会長(83)は28日、新型コロナウイルスの影響で、
IOCのバッハ会長(67)とのテレビ会談後、都内で報道陣に、
今夏へ延期された大会の無観客開催も選択肢から排除しないことを明かした。
会談では前週からの各国や競技団体との会合で、反対の意見はなかったとの説明を受け、
改めて予定どおりの開催を確認。観客の扱いは議題にならなかったという。
海外からの観客受け入れの可能性を問われた森会長は「いろんな想定をしているが、
(言葉が)独り歩きしてはいけない。口が裂けても申し上げられない」と話しながらも、
無観客に関しては「基本的にしたくないが、それも考えておかないとシミュレーションにならない」
と、口からこぼれた。
既に組織委は無観客、収容人員の50%など複数案を検討しており、
国内在住者限定案も含めた観客動員が今後の開催方法の議論で焦点となる。
バッハ会長の提案で2月に橋本聖子五輪相、小池百合子東京都知事を含めた4者トップ会談を開き、
3月上旬からの作業部会で具体的な検討に入る見通しだ。
しかし、小池都知事は不参加の意向を示した。
バッハ会長は27日のIOC理事会で、臆測が「選手を傷つけている」と主張。
開催へ向けて日本国民も含めた「全ての人に忍耐と理解を求めなければいけない」と訴え、
「安全でないと思えば開催しない」と言い切った。
安全・安心の基準を問われた森会長は「判断の基準があるかと言えば、ない」とし、
「安全と安心はみんなが願っていること。事故があると思って列車や飛行機に乗る人はいないんじゃないか」と話した。
しかし、いま世界中は延焼中の事故の中にいる。
その事故の中で安心安全に開催できるのかが問われている。
森会長は「開催を願っている。事故があると思って開催する人はいないんじゃないか」
と言いたかったのだろうが、事故はもう起きている。
とにかく開催することしか考えておらず、現状を全く理解していないようだ。
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