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アンジェス(4563)が大幅に続落。

一時は1000円割れの983円まで下落した。

業績面などで具体的な悪材料は見当たらないが、

大阪の吉村知事一押しの、当社などが開発する新型コロナ国産ワクチンは、

いまだに実用化のメドが立っていない。

ファイザーなど海外製の新型コロナクチンへの評価・期待が高まる中、

当社株の見切り売りを誘う面があるとみられる。

イギリス政府は22日、2回の接種が必要なファイザーのワクチンについて、

1回目の接種だけでも新型コロナによる入院や死亡を75%超減らす効果が出たと発表した。

アンジェスは24日、資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分について、

2021年3月30日に開催予定の第22期定時株主総会に付議することを決定したと発表。



同社では、2020年12月31日現在158.84億円の繰越利益剰余金の欠損を計上しているが、

資本準備金の額の減少をしたうえで、剰余金の処分を行うとしている。

このことにより資本準備金は204.26億円から45.42億円となる。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した1回の接種で済む新型コロナウイルスワクチンについて、

アメリカのFDA=食品医薬品局は26日、効果と安全性を検証する外部の専門家の委員会を開き、

委員会は「接種による利益はリスクを上回る」とする結論をまとめた。

FDAが緊急使用の許可を決定すれば、アメリカで3種類目になる。

このワクチンは1回で済むほか、2度から8度という冷蔵庫の温度で、

少なくとも3か月保管できることから、接種のペースが加速することが期待されている。

J&Jは、緊急使用の許可が決定されしだい、アメリカ政府との契約にもとづき、

ことし6月末までに1億回分を供給するとしている。