空手、植草選手パワハラ主張。

空手の東京五輪女子組手61キロ超級代表の植草歩選手（JAL）が、

全日本空手道連盟の香川政夫選手強化委員長からパワーハラスメント行為を受けたと訴えた。

植草選手は帝京大出身で、同大などを拠点に練習している。

28日に自身のブログで、香川氏から1月の練習中に竹刀で顔面を突かれて左眼球を打撲した他、

昨年9月ごろから自尊心を傷つけられたり、大声で怒鳴られたりすることが増えたと主張。

竹刀を突きや蹴りなどに見立て、防具なしで受ける練習は、昨年１２月下旬から行われていたが、

別の女子選手も、導入直後に竹刀が当たって目を負傷。

立て続けに負傷者が出たことで、ともに診察にあたった医師が、全日本のスタッフを通じ、

緩衝材をつけるなど、指導方法の見直しや工夫をするよう指導陣にも勧告。

しかし、勧告は無視され、竹刀稽古は２月いっぱいまで続けられ、改善されなかったという。

今年3月の強化合宿も参加を拒絶され、日本オリンピック委員会（JOC）の通報窓口に相談していた。

ナショナルチームのコーチを通じ、練習の中止、改善を香川氏に訴えたが、

「その恐怖心があるから強くなれないんや」と、取り合ってもらえなかったとしている。

弟子の訴えだけでなく、危険性を案じた医師からの意見もスルーされていた。

３１日には連盟が倫理委員会を開き、植草選手、香川氏の２人から詳細な事情聴取をする。

また、香川氏が空手道部の監督を務める帝京大学が、

近く調査委員会を立ち上げて内部調査をする方針。

香川氏は「女子選手に直接触れないように竹刀を使って指示をすることはあるが、

顔を突くことはない」と竹刀を使っての危険行為は真向否定。

植草選手は警視庁にも相談したとのこと。

‘＠信じられない。

日本ＮＯ１の選手を壊してどうするのだ。

オリンピック選手といえば国の宝といっても過言ではない存在。

香川氏は、ライバル国からワイロでも貰っているのか。

断じて許されるべき行為ではない。

俺たちの頃は（普通にあった）と訳知り顔で述べるヒロミ。



失明するような行為はいつの時代でもあるべきことではない。

スポーツライターの小林信也氏は、植草氏と香川氏の問題で、

他の選手の指導ができなくなることを危惧すると述べるが、



そういった考えを持つ人がいまだ多数いるから、パワハラやモラハラ、

暴力行為がなくならないのだ。

言い分が双方にあっても、決して暴力行為を許してはいけない。