東京五輪期間中に新型コロナ陽性となり、隔離措置となったオランダ選手団の6人について、
同国オリンピック委員会が「あまりにひどい環境に置かれている」と訴え、海外で物議をかもしている。
英「デイリー・ミラー」によると、同委員会のマウリッツ・ヘンドリック氏が都内で会見。
「部屋は非常に狭く、窓がロックされていて開けることができない。外気を感じることができない。
非常に苦痛で深刻だ」と、選手らが置かれている劣悪な環境を説明。
国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会に改善を訴えたとしている。
同氏によると、大会前に隔離について手続きを確認したが、回答がなかったという。
隔離中の選手には、ボート男子シングルスカル敗者復活戦を棄権したフィン・フロラインも含まれている。
ミラーは密閉部屋に「換気が大事というコロナ予防アドバイスとは対照的」と記している。