橋下徹氏(51)が10日、「今田耕司のネタバレMTG」に出演。
新型コロナウイルスの感染が急拡大している大阪府で、
13、14日の東京五輪の聖火リレーの公道を中止し、
万博記念公園内を一般観客を入れずに走る形で実施することになった。
ことについて、私見を述べた。
「僕も個人的な付き合いがあるので、吉村さんが言ったことには従いたいんですけど、
松井さんと吉村さんに、『(公道で)聖火リレーやるべきだ』って言ってほしかったですよ」と、
持論を展開した。
その理由として「吉村さんも松井さんも今回のコロナの問題と言うのはかなりち密に分析していて、
飛沫感染が一番感染拡大する要因であって、単に人が集まるだけでは感染は広がらないって、
そういう考え方なんですよ」と説明。(密に分析しているのならその分析を公表すべきだ)
そのため吉村知事も松井市長も、昨年の感染拡大の際には、
百貨店の昼の営業などは止めていなかったとし、
「『マスク外してみんなで大声でしゃべっているときにうつるもんだから』と。
満員電車にしても普通の仕事にしても経済活動はなるべく止めないようにしようというのが、
松井さんと吉村さんの考えだった。(だから感染が拡大した)
それをあえて貫いて、『いや、聖火リレーは飛沫感染関係ないんだから』と」
して欲しかったと繰り返した。
橋下氏は「今、ものすごい人が集まることがダメだ、ダメだって、
今、人の流れがこんなに増えてるとかやってますけど、
実はそこから感染が拡大してるっていう証拠もなくて。
(人の流れが少なくなれば感染も減少するのは事実)
やっぱり飛沫感染。アルコールを伴う飲食とかでの会話なんですよね」と力説した。
(人が集まれば感染の確率は高まるし、人が動かなければ感染は広がらない)
マスクをしていても、密になれば感染した事例も報告されている。
吉村知事は、何故大阪で感染が急拡大したのか。脇田座長がコメントしてた、
大阪は感染を抑えすぎた、結果、変異株が急拡大したと考えた方がストンと落ちると自己弁護している。
この理屈が正しければ、大阪以上に感染を封じ込めた他の自治体は、
今ごろ、感染者が激増してとんでもないことになっている。
敵のように見せかけて、政府を擁護する橋下氏を重用するメディアの罪は大きい。
大阪府民はいい加減、やっている感と屁理屈で自己弁護する、
吉村知事や橋下氏の悪害に気付くべきだ。
政治は結果がすべてと常々述べている橋下氏が、今の大阪の現状を認識していながら、
知事や市長を擁護する。
場当たり的なことしか述べない吉村知事と橋下知事は似た者同士。
ましてや、五輪の聖火リレーを市内でもやるべきだと主張する。
大阪にはそういう考えの人が多いから、岸和田のだんじり入魂式も平気で行うのか。
だとすれば、やはり大阪は治外法権にしか見えない。
大阪は感染が拡大しても当たり前の行為を行っている。憤怒!
政府は何を考えているのだ。憤怒!