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宮里藍さん、沖縄での聖火ランナー辞退。

「緊急事態発令で決断」
 
 
良識ある判断だ。
 
 
5月1、2日に沖縄県で実施される東京オリンピック聖火リレーに、
 
ランナーとして参加する予定だった元女子プロゴルファーで、
 
同県出身の宮里藍さんが参加を辞退した。


 
宮里さんは公式ホームページで、
 
「この度、(東京など4都府県への)緊急事態宣言の発令を受け、
 
沖縄県への移動が伴う聖火リレーへの参加を控えさせていただく決断をいたしました。
 
1964年に開催された東京五輪聖火リレーに父の優が参加し、
 
2代にわたり、大好きな沖縄で名誉ある聖火ランナーに参加することを、
 
ものすごく楽しみにしていました。
 
沖縄での聖火リレーの成功を心よりお祈りしています」とコメント。



聖火リレー、緊急事態宣言禍、百害あって一利なし。

​​聖火リレーの密は、メディアが報じている数十倍の密になっている。

25日に始まった聖火リレー、各地で蜜の状態が続いている。

大会組織委員会聖火リレーの運営を担当する河村裕美氏は、

「安全が確保できなければ「躊躇(ちゅうちょ)」なく中断する考えを示した。

しかし、私の予測通り、やったもん勝ち、中断なんかするはずがない。

聖火リレーは有名人が参加して沿道に密を作り、ランナーはマスクをせずに走っている。

その高揚感は、市民を新型コロナ対策から遠ざけ、感染はますます拡大する。

すくなくとも、有名人の起用を止めるべきだ。



鳥取県の平井知事は、私の提言を受け、

聖火リレーの「著名人の公道走行は御遠慮頂きたい」と要請。

タレントのイモトアヤコさん(35)が22日、自身のインスタグラムを更新し、

5月21~22日に予定している鳥取県内の聖火リレーを辞退したと発表。

コロナ禍、有名人を起用して密を作る意味が分からない。

相変わらず真逆の行為を推進する政府。

6日に行われた名古屋での聖火リレーには、大勢の人が詰めかけた。

丸川珠代担当大臣は、「私もですね、正直ちょっと多かったなという感想がありまして…」

と、感想を述べている場合か。

大阪府の21日の感染者数は過去最多1242人。

30~90代の男女20人が死亡。



人が動けば感染も広がる、人が動かなければ感染は広がらない。

いまは、極力人が動かない対策をとるべきだ。

大阪は感染拡大で医療崩壊

都民・府民には動かないよう要請しているのに、

一方で、人が動き密を作る聖火リレーを推進している。

国そのものが「病んでいる」としか思えない。

未来を考えると、新型コロナより深刻かもしれない。