野田洋次郎さんが緊急事態宣言に言及。
人気バンド「RADWIMPS」ボーカルの野田洋次郎さんがTwitterを更新し、
緊急事態宣言について自身の考えを明らかにした。
ここ1年間の考察や反省や説明が何もない状態で3回目の緊急事態宣言なんて
聞く気になれねぇという気持ちにどこかなる。
ウイルスの封じ込めに成功した国となぜここまで差がついたのか、説明もない。
明確な数値目標もない。
ワクチン摂取率(原文ママ)も明らかに他の先進国から遅れを取ったのにそこに対する説明もない。
変異株など常に見えない敵と戦っているのは承知の上で行き当たりばったりの政策のように感じ気が滅入る。
昨年の自粛期間中の連休「皆さん今年だけは我慢してください。
また来年からはいつもの日々が来ると思って耐えましょう」そう政治家もマスコミも散々言い放った。
それを皆は信じて守った。その後政府主導のGoToトラベルなども実施。
なぜ一年経って成果が出せなかったのかの考察は誰からもない。
学生たち、スポーツ選手たち、新社会人たちの濃密で切実な一年以上の時間は帰ってはこない。
日々の感染者数、重症者数、死者数も大事だけど失業者数、倒産件数、自殺者数、
例年の平均死者数との比較などすべて見てはじめて自分たちが対峙しているものの正体がわかる気がします。
自粛要請に応じ毎月何百万、何千万という負債を抱え続ける飲食業、店舗、イベント業、
観光業、ライブハウス、クラブ、その他多くの企業がある一方で
一律の給付金により通常営業時よりも利益を上げる小規模飲食業も全国に多数存在する状況。
このアンバランスも1年経った今なお放置された状態。
少しでも規模にあった補償の見直しはこの一年の間に果たせなかったのか。
やれることをやった果ての緊急事態宣言なのか疑問。
海外からの渡航者に対して強制力のある隔離も義務づけず、
その結果変異株などが流行している現状についての説明もない。
僕自身何が正解かなんてわかりません。
「正しさ」が日々変化し続ける状況の中、共に考え前に進んでいきたいと強く思います。
疑問を放置せず、この困難を共に生き抜きたいと願っています。
‘@若者に影響のある人が、「緊急事態宣言なんて聞く気になれねぇ」と嘆くと、
多くの若者に影響する。
路上や公園でたタムロって飲んでいる若者に、今は我慢しようと呼びかけてほしかった。
「疑問を放置せず」と言うのなら、待っているだけではなく、自身で調べて若者に発信してほしい。
多くの疑問はすでにネットなどに出ている。
ウイルスの封じ込めに成功した国となぜここまで差がついたのかは、単純に日本の対応が遅れたからだ。
そして、今それを責めても、何の解決にもならない。
皆が信じて守っていたら、感染は収まっていた。
政府や自治体の愚策もあるが、一部守らない人がいるから感染は拡大している。
感染対策の少ない居酒屋が混んで密になり、外出を控えるよう要請されても旅行に出かける。
昼間からカラオケを歌い感染する。聖火ランナーで密を作り、路上や公園でタムロして飲んで騒ぐ。
それらを控えない限り感染は収まらない。
それを訴えるのは、マスコミ・メディアの責任でもある。