米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、
キューバや中国に駐在していた米外交官らが脳に損傷を受ける事例が、
2016年から相次いでいる問題で、被害者の数はこれまで知られていた、
約60人よりはるかに多い130人以上に上ると報じた。
欧州や中国以外のアジアで新たに確認されたが、同紙はアジアの地域がどこかは伝えていない。
ロシアの関与やマイクロ波による攻撃を疑う情報はあったものの、
バイデン政権は米国を狙った攻撃かどうかも断定はしていないという。
国家情報長官室の報道官は「現時点で、原因に関する明確な情報は持っていない」と述べている。