新型コロナ持病別死亡率1位、腎機能障害。
国立国際医療研究センターが中心となって、新型コロナ患者の情報を収集したデータベース、
「COVIREGI-JP」の最新データ(2月4日付)によると、腎臓機能障害が、
重症で入院した患者の死亡率の1位になっている。
元WHO専門委員の医学博士・左門新氏は、
「今回のデータは科学的にリスクの大小を比較する解析法を用いていないので、
必ずしもこの順位どおりにリスクが高まるというわけではありません。
とはいえ、参考にはなります。新型コロナが出始めた当初に重症化するとされた、
慢性呼吸器疾患の約4割を超えて、腎機能障害が5割にもなっています。
持病があって感染すると重症化や死亡リスクを高めること自体はデータも示しています」と説明。
「腎臓は血圧もコントロールするので、腎臓が悪いと高血圧になって、
ほかの循環器臓器に悪影響を与え、動脈硬化を進行させます。
すると、血栓ができやすくなり心筋梗塞や脳梗塞になるリスクが高まります」と語る。
‘@変異株の症状進行に当てはまる。
また、ワクチン接種後の死亡者の症状にも当てはまる。