イスラエル感染者数減「完全ロックダウン」していた。
イスラエルは昨年12月から高齢者を優先する形でワクチン接種を急速に進め、
50歳以上の接種率は現在92%に達している。
新規感染者数は今年1月には1日で1万人を超える日もあったが、23日は12人だった。
死者数がゼロの日も増えてきた。
これを受けて、日本でワクチン前のめり派は、「イスラエルを見ろ、ワクチンだワクチンだ」と、
イスラエルを非難していた人も叫ぶ。
イスラエル保健省は23日、新型コロナの感染状況が改善していることを受け、
市民の行動規制の大半を6月1日から解除する方針を発表した。
レストランや商店での人数制限がなくなり、ワクチン接種済みであることを示すため、
入店時などに必要だった「グリーンパス」も廃止される見通し。
マスクは4月中旬時点で屋外での着用は任意となったが、屋内については当面は着用を求める方針という。
一方、変異ウイルスの流行を防ぐため、外国からの渡航制限は維持する。
エデルスタイン保健相は「もし感染者が突発的に増えれば、逆戻りしなければならない」と述べ、
状況の推移を注視する姿勢を示した。
しかし、日本ではワクチンは報道するが、イスラエルの規制は報道しない。
3月12日には幼稚園から大学まですべての教育機関を閉鎖し、
特定の職種以外の人は15日以降、原則、自宅で勤務するようイスラエル政府は国民に呼びかけた。
さらにイスラエル政府は3月19日に非常事態宣言を発令し、
国民の命を守ることを最優先させるためのさらに厳しい措置を取った。
食料品の購入や、通院など特別な用事がない限り、
家から100m以上遠くに外出することを禁止。
外出時のマスク着用も義務化。
規則を破ると罰金、もしくは禁固刑に処せられる。
まさに、『ロックダウン』だ。
1ヶ月『完全封鎖』したのだ。
この事実を報じないで、「ワクチン・ワクチン」と叫ぶ御用コメンテーターや専門家。
イスラエルは4月20日から、段階的に移動の制限を緩め、経済を回復させていくよう政府が発表。
12月から高齢者を優先する形でワクチン接種を急速に進めてきたが、
感染拡大は収まらず、政府は3月12日には幼稚園から大学まですべての教育機関を閉鎖し、
原則、自宅で勤務するよう命じ、3月19日に非常事態宣言(ロックダウン)を発令し、それは1か月続いた。
事実を認識して対処しないと、同じ過ちを4度5度繰り返すこととなる。