都・23区の区長、河野大臣に怒り爆発。
東京都23区の区長で構成する特別区長会にオンラインで参加した河野大臣。
ワクチンを巡って混乱させているとして、非難と謝罪を求める声が上がった。
特別区長会(江東区長)山崎孝明会長は、
「まだ都民は感覚的に国が河野さんが謝罪されたなんてことは分かってません。
せめて大臣から都民に対してそうした声を発して頂くことが、
皆さんの協力につながるんじゃないかと思うんですが、いかがでございましょうか?」と、
言い訳ばかりで、曖昧対応の河野大臣に、山崎会長が切り出した。
河野大臣は、「ワクチンの供給…、なかなか見通しを速やかにお示しをすることができず、
混乱を招いたことについては、おわびを申し上げたいと思います」と謝罪した。
続けて山崎会長は、「VRS(ワクチン接種記録システム)では、これしか打ってねえじゃねえかと、
国の方ではそうおっしゃいますけれども、実は2回目打つためには、
2回目の分をキープしておかなきゃならんと。
だけどもそれは余剰在庫ではないんですね。国の事務方は分かっているのか、
非常な強い憤りを感じております」と、怒りは収まらない。
河野大臣は、「2回目の接種に必要な分も、しっかりと押さえて、
予約を取って頂いていると承知をしておりまして、
安定的に打って頂いていることに、感謝を申し上げたいと思っております」と、
直接には答えず煙に巻いた。
山崎会長は、「一番コロナが暴れ回っているところ、そこをまず潰していかなきゃならんでしょう。
それにはやっぱり、感染の多い所を重点的にワクチンを配布して頂く。
特に東京を重点的に対応して頂くようにお願いをしたい」と訴えた。
河野大臣は、「モデルナを使っている職域接種は、かなりの人口比で配布されるわけでございますので、
ファイザーの配分に加えて、東京にワクチンがかなり、しっかり配布をされております」と、
やはり、問いには直接答えず、煙に巻いた答弁に終始し、
東京だけ特別扱いとい分けにはいかないと、あんに述べた。
山崎会長は、河野大臣の答えない姿勢に、意見交換後も怒りが収まらず、
「事務方は、各区の市町村の現場を知らないからね。
机の上で、皆、数字だけでやってるようじゃ駄目だよ。現場つかんでないよ。
9月以降については、まだ見通し立たないね、我々の感覚としては」と、
本当は河野大臣を責めたいのだが、事務方の名を出して憤りを表した。
各県知事も、河野大臣には、これまでのワクチン配分量を維持してほしいと求めている。