菅総理は党首討論で、コロナ渦開催する意味を問われ、
「57年前の東京五輪の時、私は高校生だったが、『東洋の魔女』の回転レシーブ、
マラソンのアベベ選手、敗者に敬意を払ったオランダ柔道のへーシング選手など今も鮮明に覚えている。
こうしたことを子どもたちにも見てほしい」と、思い出話を披露して、質問には真面に答えなかった。
‘@国民の多くは五輪を見たいと思っている。
多くの親も子供に見せたいだろう。
しかし、今、コロナ禍で、緊急事態宣言下、多くの国民が疲弊している中、
開催する必要があるのかと問いかけている。
変わらず新型コロナ感染者を命懸けで守ってくれている医療従事者は、
どう思い、どう感じるのか。
「反対していても始まれば見るだろう」と、バカげたことを投げかける人もいる。
開催されれば、日の丸を背負って戦うアスリートを応援するのは当たり前だ。
だから、この頃は、国民も、もう反対してもしょうがないと、あきらめの気持ちで、
開催するなら少しでも安全にという気持ちで、マスコミ主導で開催致し方なしの方向に動き出している。
政府はそれを狙っていたのだろう。