スウェーデンの新聞『アフトンブラーデット』の記事によると、
新型コロナのPCR検査を請け負うスウェーデンの民間企業が、
実際に検査を行ってないのに約10万人に「陰性」の証明書を渡していたことが明らかになり、警察が捜査を開始。
会社Doktorgruppen「ドクターグループ」の社長Hammad Al-Saaid「ハマド・アル=サイド博士」(33歳)が指名手配され、数名を拘束したという。
この会社がPCR検査を行う地域はストックホルムを中心に全国に及ぶ。
費用は1,500クローナ(約2万円)。数時間で「検査結果」が伝えられた。
海外で感染を拡げいている恐れがあるという。
ハマド・アル=サイド博士(33)は、感染症の拡散を悪化させ、他人に危険を引き起こし、
詐欺の容疑で不在で、他の2人と共に逮捕された後に指名手配されている。
ストックホルムは、ハマド・アル・ダイドの会社との契約を終了した。
警察はストックホルム地域のヘルスケア会社が使用する約5つの施設を家宅捜索した。
警察が捜索したとき、PCR試験活動にリンクできる試験管、試験および同様の機器が、
敷地内に散らばっているのが見つかった。
ある従業員は警察に、テスト結果が陽性として戻ったことがないと語ったとしている。
事件を調べているアレクサンドラ・ビットナー検察官は、
疑いがかけられている企業について調査が開始されたが守秘義務があるとしている。