東京の感染者数〝ごまかし疑惑も指摘。
英紙「デーリー・メール」は、新型コロナの感染が深刻化している東京で、
開催が強行されようとしている五輪について、
「ゴーストゲームだ! 急増する新型コロナ感染症、不気味な夜間外出禁止令、
恐怖に陥る大衆、そしてファンなし。そして東京五輪で唯一の〝勝者〟がいる…
それはお金のためのオリンピックの欲望だ」と、開催地の国民の生命を危険にさらして、
〝マネーファースト〟へ突っ走る大会主催者を痛烈に批判した。
そのうえで、新型コロナの新規感染者が急増する東京の危機的状況を特集。
「日本の官僚機構は、感染に伴う大きな汚名を着せられることもあり、
多くの人が検査を受けることをちゅうちょしている」。
東京では3日連続で新規感染者が1000人を超える非常事態だが、
実際の感染者数はもっと多いとみられ、行政側が東京五輪を強行するために、
検査数を絞っていると指摘。
感染力の強いデルタ株がまん延段階に入った東京での五輪開催を、世界中が注視している。