IOC 東京のコロナ感染者急増「コメントするのは私ではない」
IOCのアダムス広報部長は27日午前、東京都内で開かれた定例会見で、
都内の新型コロナウイルス感染者の急増について問われ,
「日本国内のケースに関してコメントするのは私ではなく地元の保健当局だろう」と回答を避けた。
上級民は似たようなものだ。
最初は安心安全と言いながら、感染者が急増すると、「私が答える立場にはない」
その前にトットと逃げた、一番の責任者である安倍前総理もいるが。
「五輪は感染急増には関係ない」「人流は減っている」
最後は「デルタ株だから仕方ない」となるのだろう。
会場でボランティアとして活動する人の中には、
「こんな状況で五輪をやっていいのか、私も分からない。せっかく参加できたのに活動を楽しめない」
と、ぼやいた。
五輪開催と感染状況、医療資源の配分は直接関係しないというが、
そういう人に限って、インフルエンザで亡くなる人は年間1万人いると言う。
しかし、実際は3000人くらいで、関連死とされるのを入れての数字が1万人だ。
方や直接関係しないと切って捨て、方や直接関係しないものを入れる自己都合論。
そういえば、そのインフルエンザ関連の死亡者数を新型コロナ死亡者が大幅に超えたので、
当初、誰しもが比較して述べていたが、この頃は誰も持ち出さなくなったって、笑うしかないほど呆れる。
医療従事者がこの1年半、休みも取らずに患者の治療に専念してくれている。
だから、死亡者がこれだけ抑えられていると言うことを忘れてしまっている。
それが崩壊したら、死者数が急増するのは大阪の感染急増で学んだはずだが、
忘れてしまっているようだ。
入院できず、見捨てられて、苦しみながら亡くなった命がたくさんあることを。