オガワスタジオは7日、ツイッターで「9月末までで『ラバーマスク・かつら』のご注文を最後とし、
その後10月~12月までに作製・納品させていただきます」と告知。
ラバーマスクの製造販売の終了を告げた。
本来なら11月のハロウィーンや忘年会に向けて忙しいはずだが、
新型コロナの感染拡大で、売り上げが激減。
総裁選不出馬を表明した菅総理は200個ほどの在庫が残っている。
政治家のマスクは大人気だった。
5000個以上が売れた小泉純一郎元首相が最初で、その次が当時外相だった田中真紀子氏、
麻生大臣は首相時代に3000個以上売れた。
小池百合子都知事は初当選の16年8月から1カ月間1000個売れたがその後は売れ行きが鈍ったという。
海外では米オバマ大統領が最も人気が高くて就任1年半で約3万7000個、
トランプ大統領は2万個を売り上げた。
国内の政治家では舛添要一元都知事が300個程度と低調だった。
最も売れなかったのは最新作のバイデン大統領。
「すごく良くできていて自信作だったんですが、200個ぐらいつくって、まだ60個ほど余っている」
と田中尚生社長は嘆いた。