衆院選公示の前日にあたる10月18日、日本記者クラブで開かれた9党首討論会。
「選択的夫婦別姓、LGBT法案に賛成の方は挙手を」も問いかけに、
9党首の中で8党首が手を挙げたが、自民党の岸田文雄総裁だけ手を挙げなかった。
岸田総裁はその理由について問われると、
「国民の皆さんの意識がどこまで進んでいるのか考えていくことが重要」
LGBT法案については「議員立法の議論を踏まえた上で法案の取り扱い方については考えていくべき。
時期を確定することは避けさせていただいた」と話した。
公明党の山口那津男代表に「自民党をなぜ説得できないんですかね」という質問が飛んだ。
これについて山口代表は、公明党が選択的夫婦別姓を早くから主張してきたが、
自民党内でも「最近は理解を示す、賛成する人も増えてきました」と変化の兆しがあると指摘。
「ぜひ自民党には合意を作っていただきたい」と述べ、自民党内に反対意見が多いことを認めた。