デルタより感染力強い可能性。
ロシア政府当局の上級研究員カミル・カフィゾフ氏は21日、
デルタ株よりも感染力が強いとみられる新型コロナ変異株の感染がロシアで複数確認されたと発表。
カフィゾフ研究員は、新たな変異株「AY.4.2」の感染力が、デルタ株を10%程度上回っている可能性があり、
最終的にデルタ株に取って代わるかもしれないが、時間がかかる公算が大きいと指摘。
その上で「ワクチンは新たな変異株にも十分効果がある」とした。
ロシアで20日に確認された新型コロナ関連の死者は1028人と過去最高を更新。
新規感染者数は3万4073人となった。
より強力な変異株が流行すれば、感染者が一段と増える恐れがある。