米ツイッターは21日、自らの研究で、自社のアルゴリズムが、右寄りの政党や報道機関のツイートを、
より増幅しがちだと明らかにした。
ツイッターはブログ記事で、アルゴリズムが政治的な投稿内容を利用者に、
どのように「おすすめ」しているか調べる中で、偏りがあることを見つけたと書いた。
その結果、右寄りの主要政党やメディアほど、「アルゴリズムによる増幅」の恩恵にあずかっていたという。
一方で、なぜそのような傾向があるのかは分かっておらず、「答えるのが難しい疑問だ」と認めている。
ツイッターは以前、プラットフォームに反保守的な偏りがあると批判を受けていた。
ツイッターのアルゴリズムに偏りがあるという指摘は、今回が初めてではない。
5月には、画像の自動切り取りシステムが黒人よりも白人を、
男性よりも女性を優先的に表示する問題を抱えていると明らかにしていた。