出入り口に監視カメラを設置した「追い出し部屋」に入れ、退職を迫っていた。
女性は2001年、職場でセクハラを受け社内で相談したところ、被害妄想だと否定され、
女性の方が転勤させられた。
関連会社を出向でたらい回しにされ、17年4月「追い出し部屋」に入れられた。
関連会社からの出向解除とともに、6畳程度(約11平方メートル)の部屋に入れられ、
経済紙3紙を読んでリポートを書くよう命じられた。
部屋は当初、冷暖房もなく、外部連絡手段は緊急用ナースコールだけ。
女性は17年6月~8月に体調を崩し、3回救急搬送され、部屋にエアコンと内線電話が設置されたが、
つながるのは総務課だけ。
18年7月、女性は病院でうつ病と診断を受けた。
休職期間が終わり、今年9月、電機・情報ユニオンに相談して団体交渉を申し入れ、
女性に受けるよう指示されていた個人面談は中止になった。
女性は会社から退職届を書くように用紙が渡された。
女性と加入する電機・情報ユニオンが10日、
会社に「追い出し部屋」と監視カメラの撤去を求めて団体交渉を申し入れ、厚労省内で会見。
会見で女性は「拷問や虐待のようだ」と訴え、
米田徳治委員長は、「もはや“追い出し部屋”を通り越して、“監禁部屋”だ。
女性が安心して会社で働けるよう交渉していく」と強調した。
三菱電機の広報は「詳細についてはコメントを控える」としている。
‘@恐ろしい話だ。
日本では誰もが知っている、世界でも名の売れている大手企業で、前近代的な仕打ちが今もなされている。
こんな体質だから三菱は衰退していくのだ。
恥を知るどころか、関係者は全員退室して貰わなければ、会社の体質は変わらない。
日本の恥だ。