静岡県の川勝平太知事は、10月の選挙の応援演説で、
対立候補が御殿場市長を務めていたことに関連して「あちらはコシヒカリしかない」などと発言。
これについて県議会の自民党会派は、地方自治法にもとづく不信任決議案は、
可決の見通しが立たないことから提出を見送る一方、知事の辞職勧告決議案を提出。
採決の結果、辞職勧告決議は、自民党や公明党の会派などの賛成多数で可決された。
決議に法的拘束力はないものの、決議案が提出されたのは、戦後の静岡県議会では初めてだという。
川勝知事は、記者団に対し「極めて深刻に受け止めている。猛省をしなければならない」と述べ、
謝罪するとともに、12月分の給料と、ボーナスの全額、合わせて440万円余りを返上する意向を示した。
その上で「来年は生まれ変わったような人間になってみようと富士山に誓った。
オール県民のために私の持てる力を新しい新年の清新な気持ちを持って尽くして参りたい」と述べ、
辞職はせず、4年後までの任期を務める考えを示した。
‘@6月の知事選で川勝知事95万票。自民党が推薦した岩井茂樹元国土交通副大臣は62万票。
川勝知事が岩井候補に33万票以上の差をつけ勝利した。
先の衆院選でも、川勝知事が応援した立憲民主党の源馬謙太郎候補(48)が、
自民党の前職・塩谷立候補(71)を破り当選した。
投票率は前回より6.49ポイント高く、川勝知事の人気と影響力を、
何とか抑えようと必至の自民党と公明党だ。
これで辞任していたら、麻生太郎議員などは何回辞任しなくてはいけないのか。
公明党の斉藤鉄夫国土交通大臣が選挙期間中の10月22日に開いた演説会で、
「広島県トラック協会」の関連団体が出席した協会員に旅費名目で現金5000円を支払っていた。
その前には1億円超の資産隠し。
斎藤大臣こそ潔く辞任すべきだ。
立憲民主党は批判ばかりと言うが、自民・公明・維新は良い分けばかりで逃げ切る。
こういう逃げ特を許さないためにも批判はしなくてはいけない。
そうでなければ、更に調子に乗ってやりたい放題となる、なっている。
政治家が批判されない行動をするのは当たり前のことだ。